事務所ブログ(2021年11月)

所内行事〜内部研修

最近,寒くなりましたね、コロナ新規感染者も減少傾向にあり少しずつ日常を取り戻している感じがする今日この頃です。

 

今回は弊所で行われている、内部研修についてお話させて頂きます。

弊所では最低でも週1回は研修が行われています、当初は仕事だけで手がいっぱいでこんなに開催しなくてもいいのではないか?と思っておりましたが、始めると意外に楽しく、まだまだ学ぶべきことも山のようにあると感じました。

勿論、仕事中でも学びはあり、ほかの時間で学ぶことも出来ますが、就業時間内に時間を作り、皆で行うということに意味を感じました。

研修では、自分と他のアシスタントとの違いを知ることができ、それによりお互いにフォローしたり、情報のアップデートをして効率的に業務に取り組むことが出来ます。

改めて研修を設けることにより出来ることだと実感しています。

日々業務に追われているとなかなか出来ないことでした。

こういう研修の時間を作って下さる先生方に感謝です。

 

弊所では、弁護士とアシスタントも共に成長出来る体制で仕事に取り組んでおります

時代の終わりから始まりへ

 事務局の石川と申します。

 20211019日(火)一人のプロ野球選手が23年間の現役生活に別れを告げました。

 球界を沸かせてきた「平成の怪物」こと松坂大輔選手である。

 1998年に横浜高校のエースとして甲子園で春夏連覇を達成し、ドラフト1位で西部ライオンズへ入団。その後、2007年にアメリカ大リーグ(レッドソックス)へ移籍し、日本球界に復帰するまで、数々の輝かしい成績を挙げてきた。

 私が松坂選手を初めて知ったのは、中学3年生のときである。夏の甲子園大会、準々決勝においてPL学園との激闘を繰り広げた、あの「伝説の延長17回」をテレビの前で観戦していた。両校一歩も譲らない攻防の末、横浜高校が勝利を収めるのだが、試合後の甲子園球場は、両校の選手に対し、惜しみのない拍手に包まれながらゲームセットのサイレンが鳴り響いていた。そして、翌日の準決勝、明徳義塾との試合にもドラマが起きた。限界を超え250球を投げ抜いた翌日の話である。痛々しいテーピング姿で外野を守る松坂選手。9回表、横浜高校2点ビハインドの場面、前日の疲労でマウンドに上がれないはずの松坂選手が、なんとマウンドに上がるのである。テーピングを剥がしてマウンドに向かうシーンは誰もが胸を熱くしただろう。横浜高校は、大逆転の末、執念の9回裏サヨナラ勝ちを収める。だが、ドラマはまだまだ終わらない。京都成章との決勝戦において、松坂選手は、なんと決勝ノーヒットノーランで春夏連覇の偉業を達成したのである。

 当時私は、松坂選手は特別な能力があり、持って生まれた才能によってこの偉業を成し遂げることができたのだと思っていた。しかし、横浜高校の渡辺監督は、「入学したときからすごいというわけではなかった。球は速いけど、ストライクが入らない。しかし、松坂は何としてもプロに行くという目標、信念をしっかり持っていて、自分なりの努力をしていた。」と松坂選手の高校時代を振り返った。まさに努力なくして栄光なしである。栄光の裏に隠された、松坂選手の努力や苦悩に私は心より畏敬の念を抱く。

 「松坂世代」という、同世代の代名詞にもなった人物が野球界を去り、ひとつの時代が終わると共に次の新しい時代が始まろうとしている。そうです、「二刀流」の時代です。アメリカ大リーグ(エンゼルス)で活躍するあの人の時代が到来している。二刀流の進化は留まる所を知らず、世界に二刀流の凄さを知らしめている。新たな時代の幕開けです。

 ビッグフライ!オオタニサン!

遺言書作成

 先日90代の依頼者様より遺言書の作成の依頼があり、ご自宅にお伺いしました。

 とても元気な方でお茶と黒砂糖をご馳走になりました。

 本人が相続でとても嫌な思い出があったらしく、ご自身の遺産はきちんと残したいとのことで「自筆遺言」を作成する事になりました。

 90代の方で長い文章を自署で記載するのは大変でしたが、時間がかかりながらもご希望通りの遺言書を作成することができました。

 「トートーメー」を見る人の事を「トートーメーンジャー」という事を教わりました。

 「あんたいくつね~40代?若いね~」と言われ、最近もっぱら言われない若いね~という言葉に少しびっくりしながらもうれしくなりました。

 「90まであっという間だったよ~」とにこにことおっしゃっており、一生懸命仕事をし、子育てをしてきたという事が、残される財産や立派に成長したお子様に達から感じられ、感動しました。

 「遺言書作成」というと「縁起が悪い」などのイメージもありますが、作成中はみんなで楽しく温かい空間で作成することができました。

 この仕事を通じとても素敵な方と出会うことができ、その方の「思いを残す」という「遺言書作成」に携わることができ大変うれしく、また身が引き締まる思いがしました。