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刑事弁護

例えば、あなたが、Aさんを殴ってケガをさせたとして、傷害罪の嫌疑がかけられ、警察によって逮捕されたとします。このとき、あなた自身には、色々な言い分が考えられます。「Aさんを殴ったのは私ではなくBさんだ。」「AさんのケガはAさんの自作自演によるものだ。」「私がAさんを殴ったのは間違いないがAさんが私を包丁で刺そうとして向かってきたからだ。」などなど。

捜査機関(警察や検察)は、あなたの有罪を立証するため、強大な捜査権限に基づき、証拠収集にあたります。このような捜査機関に比べると、あなた個人は非常に無力な存在です。あなた自身が逮捕・勾留され、身柄を拘束されてしまうと、あなたは、自分の言い分を聞いてもらうための活動ができなくなってしまいます。

 ここで、登場するのが刑事弁護人です。刑事弁護人は、あなたが一日も早く身柄拘束から解放されるように活動したり、あなたに代わってあなたの言い分を、検察や裁判所に対して主張したりします。その主張は、人違いであり無罪、正当防衛が成立するから無罪、など様々です。あなたが傷害罪に該当する行為をしたことに間違いがない場合でも、被害者にあなたの謝罪の気持ちを伝えたり、被害者との間で示談交渉を行ったりして、あなたの刑が軽くなるような活動をします。

 こうした活動の結果、検察官は、あなたを有罪にするだけの証拠がなく不起訴とするかもしれないですし、あなたが深く反省し、被害者との間で示談が成立しているから、今回に限り起訴しないと判断するかもしれません。仮に、起訴されて、裁判になったとしても、刑が軽くなることが考えられます。

 刑事事件は、個々の事件によって、依頼者の言い分も様々で、解決方法は一様ではありません。わたしたちは、依頼者のお話をよく聞き、依頼者にとって最善の方法は何かを常に考えながら弁護活動にあたるよう心がけています。