【意味】：相反して見える二つのものの関係が根本の所では密接に結びついていること。

事務局の石川と申します。

私は、師と仰ぐ方から「物事のすべては、表裏一体の関係にある」と教えを受けたことがある。

スポーツの世界で言うと、カウンター攻撃がまさにこの言葉を表している。ピンチが一転チャンスに変わる。

営業の世界に置き換えた場合、クレームと顧客満足度がこの表裏一体の関係にある。

クレームに遭遇すると、「逃げたい・避けたい」というマイナスの心理が先に働いてしまう。

しかし、「経営の神様」と異名を持つ方は、「クレームは宝」と題し、さらにクレーム対応で会社の値打ちは決まるという。クレームに対応することで会社（人）は磨かれ、顧客の満足度は上がりクレームが一変「信頼」へと変わる。クレームは、「処理」するものではなく、誠意をもって「対応」するものである。クレームの積み重ねが大きな縁を結んで、苦情から縁が結ばれるという。まさに表裏一体の関係である。

現在、社会は「経済活動とコロナウイルス感染拡大」の試練に立たされている。

「経済回復の促進」と「感染拡大の防止」は、表裏一体の関係にある。まさにピンチをチャンスに変える力が問われている。

私は、このコロナ禍でピンチをチャンスに変え、ディズニーを超えようとするひとつの映画作品に今回フォーカスする。

何かに負けそうになりながら、それでも踏ん張って抗い、もう一歩を踏み出そうとしているすべての人へこの作品が届くことを願います。