事務所ブログ(2015年8月)

中欧の旅3  竹下勇夫
              (2015年8月4日(火))

ザルツカンマーグートのフシュル湖に臨む風光明媚なホテル。
さぞかし眺望は。
部屋のドアを開けると。ウン,とっても部屋は広い。トイレとバスルームは独立している。これは今までのホテルの中では一番良さそうなな。

でもなんか変だな。何だろう。そうか,部屋が暗いんだ。ヨーロッパのホテルはだいたいにおいて部屋が暗いもんですが,これはちと暗い。どうしてだろう。そうか,窓がないからだ。だって,これリゾートホテルでしょう。湖に沿って立っているんでしょう。これでは部屋から湖が見れないじゃないですか。入口の反対側にもう一つドアがあって,そこを空けると6畳ぐらいはあろうかという広いテラスに出ることができ,ここからは素晴らしい景色が堪能できました。でも,なんで部屋に窓がないんでしょうね,なんで部屋から湖が見れないんでしょうかね。謎の部屋です。

翌朝,謎のホテルを出発していざウィーンへ。前回ウィーンへ行った時にはとんでもない事態に遭遇しました。リンク通りを歩きながらウィーンフィルの演奏会を聴きに行くためにコンツェルトハウスに向かって歩いていたところ,突然ひとりの外国人から○○へ行くにはどうしたらいいか,と聞かれました。こっちは風体からしても典型的な日本人観光客で,そんな者に道を聞くのも妙だと思いつつ,ウィーンの地図を広げてああだこうだと説明していたところ,突然もう一人の外国人がやってきて,自分は警察の者だ,といって首からぶら下げているPolizeiという名札を示し,何かトラブルか,観光客か,パスポートを見せなさい,などとまくし立てている。どうもうさんくさいなあ,本物の警察官なら罰金とられるかもしれんが,どうも信用できそうもないので,パスポートは持っていない,とうそを言って,そのままこの二人を振り切ってコンサート会場に向かいました。偽警官だと今でも信じてますが,どうだったんでしょうかね。前回そんなことがあったので,今回のウィーンも気を付けなければ。

昼過ぎにウィーン到着。すぐに昼食。名物ウィンナーシュニッツェル。子牛のカツレツ,のはずですが,これ,豚肉かな。元祖はミラノ風カツレツですかね。周りを見渡すと若い女の子たちがこれを3枚も4枚もテーブルに並べて食べてますが,結構塩味が効いていて,そんなにいっぱい食べられるもんではないですね。プラハ,ザルツブルク,ウィーンと,食事はほとんどがしょっぱすぎて大変です。そろそろ薄味の食事が恋しい。

シェーンブルン宮殿へ。素晴らしい宮殿ですが,ここは前回じっくり時間をかけてみたので,今回はガイドの説明に集中しよう。
時間があるので,国立オペラの近辺をうろついてみる。そうか,今晩の出し物はワーグナーのワルキューレか。オペラハウスの外には大きなスクリーンが設置されているので,夕方からここで生演奏をこのスクリーンで見ることができるのかしら。今回は時間がないので諦めよう。来年はじっくり準備して,ぜひこの有名な劇場の中でオペラを見ることにしよう。

夜は,公園の中にあるクアハウスで食事の後,室内コンサート。小さな会場ですが音響効果は素晴らしく,自由に編曲されたモーツアルトやヨハン・シュトラウス2世の音楽をたっぷり楽しむことができました。ウィーンでは,こういう軽い音楽がぴったりですね。ワインを飲みながら,であれば最高ですがこれはちょっと無理ですかね。そういえば,以前ロンドンでプロムスに出かけた際,ロイヤルアルバートホールのボックス席でオーケストラの演奏を聴くことができたのですが,このときはボックス席の中でワインを飲むことができ,ワインとチャイコフスキーの甘美な音楽に包み込まれて最高でしたね。
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つづく)